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2009年05月06日

イエスということ1

私は教室の際に、
生徒さんを講評する際、否定的な事は出来るだけいわない様に気をつけています。
また、同じ時間で出来るだけその方の良い部分を発見し肯定する事を意識しています。
決してお世辞を言ってるのではなく、これは私の信念でもあるのです。

理由として、誰でも誰かにわざわざ言われなくても、
自分の欠点については誰よりも心底で気づいて、自分自身を否定しているものですが、
自分を肯定する事実は欠点を探すより、一人ではとても難しいものだからです。

何故なら人は、自分以外の自分の何かしらを評価する人に出会って初めて、
自分に自信を持ち、肯定し、本来の才能を伸ばして行くのではないでしょうか?

逆にいうと、認める人間が周りに一人でも居なければ、
つぶされていく人もいるのではないかと思います。
もし今、あなたの周りであなたを認めない人間ばかりだとしたら、
それは自分の才能がないのではなく、
まだ出会うべく人に出会ってないだけかもしれないという事です。

絵を描いていて訪れる厳しい現実に直面すると、多くの場合行き詰まる時がやってきます。
でもそれは今の自分自身が「絵」に期待をするから行き詰まるのです。

しかし、絵を描く事を許されている自分に、
絵が、人生が、自分に対する期待を捨てないはずだと強く仮定して、
絵を描き続けた未来の先には、自分を必要する何かや、誰かがいるはずだと、
絵が逆に、自分に何を期待しているかを、未来に想像してみるのです。
絵が投げかける問いかけに、今自分は自分に向けてイエスと言えなくても、
まっずぐ向き合って、人生をかけて自分だけの答えをみつけようと生き抜けば、
いつか絵の方から自分に対してイエスといってくれる日がくると思うのです。