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2009年10月06日

今回の展覧会を終えて

先日世田谷美術館にて展覧会を開催しました。
その中で今回約750人以上の方にお話を伺ったり、
(後で知人にこっそりいってこっそり帰ったよと
報告を終了後受けたりもしたので、
実際はカウントした750人よりも多かった可能性があります。。
当日対応出来なかった方、ごめんなさい。)
ご覧になったりするお姿を拝見するにあたり私自身学ぶ事や発見があり、
本当にたくさん、たくさんの吸収をしました。

この場を持ちまして、
展覧会をご覧頂いた、ご足労頂いた全ての方に、
改めて私自身より感謝と愛を送らせて頂きます。
ありがとうございます。
皆様のお陰で無事に終わる事ができました。

また、今回は普段は接する事は無い
展示した方のご家族の方にも複数お会いし、
色々とお話する機会を頂きました。
その中には深刻なご病気を現在も抱えていらっしゃる方もいて、
普段はなかなか外に長時間行く自体、勇気も機会も無いのですが、
現場描きが基本の、この線で描くスケッチを始められてから、
私や絵の仲間と共に外に出て、美しい風景や日の光を感じながら、
現場で絵をただ描く事で以前よりも元気になったり、
あそこもいつか描きに行ってみたいなぁと夢を持つ様になり、
一生懸命運動をしたりして体力をつけようと
希望をもって日々を送ったりしているお話や、
不思議と少し無茶をしているはずなのに、
次の検査で悪くならない事もあったりと
絵を描く事で明るい希望が生まれたお話を伺いました。

また定年退職をなさった方の中には、
「絵を描く」という目的を持った事で、
一人で自由に旅に出る事が出来る様になったり、
その描いた絵を仲間に見せる事が楽しいし、
絵を描く事で人生に楽しみが出来たとお話してくださいました。

こういったお話をいくつもいくつも伺い、喜ぶ顔を拝見すると、
絵を上手下手に描くとかの以前に、もっと原始的な、
純粋に自分の魂を開放する手段としての絵の力に
気づかされたのでした。
文章は読んでもらわなければ伝わらないけど、
絵は万国共通言葉不要のエネルギーです。
自らの魂の開放としての絵を優劣関係なく堂々と発表する事で
自分自身を何より肯定する事になるのではないかと思いました。

私という人間は小さく、ただ絵をずっと描いてきただけで、
師から習った自分の長年描いて来たそのやり方を
人に一所懸命お伝えする事だけだと思って来たのですが、
その私の小さな活動は、本当に本当にささやかだけれど、
誰かの役にたったり、世の中に還元出来ているのかもしれないとふと思い、
仮にそうならば本当に本当に嬉しい事だと胸が熱く、正直涙が出ました。

今回の事を通じて、今の私に出来る事は、
芸術とか絵とかいうとなんか敷居高そうだけど、
永沢さんに教えて頂いたスケッチという
誰でも気軽に入れる広い間口で、
あまねくひろく絵を描く楽しさを
多くの人に伝えていく事ではないのかと思いました。

そして私自身は伝える立場として、
今後も一層の精進と修行が必要だし、
何より私自身が絵を描く事を楽しむ事が
重要なんだと気づきました。

hpご覧の皆様、
是からもよろしく暖かく見守って頂けたらと思います。